陥没乳頭の人は、見た目が不格好ですので人に見られることに躊躇してしまいますが、実は仮性の症状ならセルフケアで治せるケースもありますし、仮性でなくても美容外科で治療を受ければ改善できます。

これが見た目だけの問題なら見られなければ良いという気持ちになれればそれほど気になりませんが、機能面や健康面にも不安が生じる危険があるのがとても気になりますね。特に心配になるのが乳腺炎です。

原因を知ることから始めよう

まずは陥没乳頭になる原因を知ることから始めましょう。同じような背格好で生活環境も似たようなものであっても、陥没乳頭になる人とならない人とがいます。これは体質が関係しているのでしょうか。体質というのは、実はあながち間違いではありません。というのも、胸の成長過程の変化によって起こるとされていて、乳管や乳腺に成長差が生まれることで起こるようなのです。もっと突き詰めて言えば、乳頭を支える繊維組織が未発達になるという体質が関係していて、体質というのは先天的な要因です。

原因を知ると気を付けていてもどうにもならない部分があることが分かりますが、それでも現代は様々な対処法があって、いくつもの選択肢の中から選べるようになっていますので、良い方法を探せれば解決できます。原因には他にも乳腺炎や手術による症状があり、これらは後天的な要因です。

原因を知れば、胸の中で何が起こっているのかを何となく想像できるのではないでしょうか。

気になる乳腺炎の症状とは

陥没乳頭に起因して起こるかもしれない病気の一つに乳腺炎があり、乳腺炎とは乳腺が炎症を起こす病気です。陥没した乳頭からばい菌が入り込むことにより起こってしまいますが、陥没乳頭の人は衛生的に保つことは非常に大変です。乳首を常に清潔に保てるように気を付ければ多少は予防できるのは安心できる点です。ただし、それでも繰り返すようなら何らかの処置が必要になります。

乳頭の下に炎症が起きて、それが繰り返し発症している時には、膿の溜まった袋を切除して、陥没した乳頭を引き出す治療をするしかありません。繰り返していると痛みに耐えるだけでも辛いことです。膿が溜まっている間は痛みが引くことがありませんし、慢性化すると外科的な処置が必要ですので、気になる時にはクリニックで相談してみましょう。

こういった症状を相談するのは、精神的なハードルが高いと感じる人も居るのではないでしょうか。しかし、早めに相談しないと更に辛い症状へと発展してしまうかもしれません。

放置するとどうなるのか

異変が起こっていることが分かっていても、病院に行くほどではないと自己判断して、耐えられないほど悪化するまで放置してしまう人もいます。確かにデリケートな場所ですので我慢しようと思ってしまう気持ちも分かりますが、やはり異変に気付いた時点で医師に診て貰った方が安心です。

実際に放置するとどうなるのかを確認してみると、やがて乳腺の正常な部分まで破壊されてしまい、うつ伏せに寝られないほどの激しい痛みに見舞われます。寒気や発熱といった症状も現れて、日常生活にまで支障をきたすようになり、我慢できるレベルでは無くなります。
少しずつ悪化しているのに我慢していても、何も良いことはありません。むしろ症状を悪化させて長引かせているだけですので、勇気を持って処置を受けた方が良さそうです。専門的な処置を受ければ根本的な原因を排除できますし、処置を受けた後は衛生的に保つことが難しくなくなるため、早めに受けるのがお勧めです。

衛生管理のために手術を受ける

へこんだ乳首を引き出して、ばい菌が入らないようにすれば良いのですから、処置が必要ならクリニックで手術を受けましょう。40歳未満で今後授乳の予定がある人なら、保険適用で安く受けられます。軽い症状で、自分で乳首を引き出せば出てくるような程度であれば、セルフケアで乗り切れるかもしれません。その場合はマッサージをしたり、吸引機を使用する人が多いようです。マッサージは根気のいるケアですが、吸引機ならキャップのようなものを装着するだけなので、誰でも簡単にできますね。特にコツも要りませんし、日常生活の中にスムーズに取り入れられますので、まずはセルフケアで試してみるのも良さそうです。

炎症が起こって痛みを我慢している状態が続くと、その間はとても辛い時間を過ごすことになります。痛みを我慢するのは大変ですし、何より生活の質が低下して普通に過ごすこともままなりません。手術が必要かどうかも判断してもらえるので、一人で悩んでいるよりも精神衛生上良い選択になりそうです。

まとめ

陥没乳頭は乳頭を支える繊維組織が未発達になる体質が関係していて、放置すると乳腺炎が引き起こされることもあります。乳腺炎になると炎症による痛みを感じるようになり、発熱や悪寒も起こりますので、その前に乳首からばい菌が入らないように乳頭を引き出す処置が必要です。仮性の症状ならセルフケアでも対処できますが、それで改善できないようなレベルならクリニックで治療を受けましょう。

参考サイト
陥没乳頭、陥没乳首の治療|バスト医療のナグモクリニック
URL:https://www.nagumo.or.jp/biyou/caved_nipples.php