美しいバストを手に入れるためにも、日頃からバストケアなどを行っている女性は多いです。
しかし100人あたり2~3人の方が陥没乳頭の状態になっているといわれ、バストの見た目が不自然になるだけではなく、真性の場合は授乳をすることができなくなります。
仮性の場合は授乳が可能な場合がありますが、乳首の凹んでいる部分に汚れが溜まりやすくなるなど、不衛生な状態になり乳腺炎を引き起こすリスクが高くなるため、対策をとる方が増えてきています。

陥没乳頭になってしまう原因とは?

近年バストアップに効果的なトレーニングや、マッサージなどを行って美しいバストを手に入れる努力をされている女性が増えてきています。しかしこういった努力を行う女性が増加するなど、生活習慣が大きく影響して通常よりもバストが増大することが陥没乳頭の原因といわれています。通常バストが成長する場合、中にある乳腺も発達することで周りに脂肪がつき大きくなる仕組みですが、乳腺をつなぐ乳管が成長しないと、乳腺が乳管を内側に引っ張る綱引き状態になってしまうので、乳首が内側にくぼむ事になります。

さらに食の欧米化など脂質の多い食べ物を多く食べる生活習慣が影響し、40年以上前と比較して肉の摂取量が増えたことでバストサイズが増大している統計も出ています。

他には間違ったサイズの下着を身につけることも陥没乳頭の原因の一つです。バストサイズより小さい下着を身につけると、谷間を強調するなど盛って見えるのですが、乳首がバストに押し込まれた状態で固定されてしまい圧迫されてしまいます。乳管が十分に発達せずに小さな下着を身に着け続けると、陥没乳頭へ進行しやすくなります。

自宅で行えるお手入れ方法

人によって陥没乳頭の状態は異なり、自分でケアが行える程度なのか医療機関できちんとした治療を受ける必要があるかは、状態を確認して適切に選ぶ必要があります。基準はどのように刺激したら乳首が出るようになるかによってセルフチェックすることが可能です。まず乳首が軽くへこんでいますが、少しの手の刺激で乳首が出る場合は軽度となり、吸引器を使用すると出る場合中度、いろんな刺激をしても全く出てこない状態は重度と判断します。

中度までの状態であれば市販されている乳首吸引器を利用することで、陥没乳頭から乳首をスムーズに引き出すことが出来ます。この吸引器も授乳時などに一時的に出すポンプ型から、根本的に改善する常時装着型、吸引力が高く授乳時や改善にも使える電動型の三種類です。どのタイプも自分で手軽に始めることが可能で、自分のペースでケアすることが出来るメリットがあります。

根本的に改善したいと考えているなら、2,000円ほどで販売されている常時装着型を使用するなどセルフケアは可能です。ポンプ型や電動型と異なり、吸引力はやや弱いので強い痛みを感じる事なく使用できる事も魅力の一つです。

陥没乳頭治療を受けるメリット

陥没乳頭は軽度から中度であれば、吸引器やケアクリームを利用して自分でお手入れを行うことは可能です。しかし重度の状態になるとどんな刺激を与えても乳首を出すことが難しくなるため、授乳が出来なかったり不衛生になることで乳腺炎のリスクが高まる恐れがあります。そこで古くからある方法で根本的な改善方法として利用されているのが、形成外科や美容外科で行う「陥没乳頭矯正手術」です。

この方法は重度に限らず、軽度や中度の方でもほぼ確実に陥没乳頭を治すことが出来るメリットがあり、刺激を与えずとも綺麗な乳首を手に入れることが出来ます。治療方法はクリニックによって異なりますが、乳首を3ヵ所切開して陥没した乳首を引っ張り出し縫い合わせる方法が一般的です。

日帰りで治療が受けられるので、入院をする必要がありませんし、10日~2週間で抜糸をし、手術後は時間の経過と共に傷跡はほとんどわからなくなります。美容目的ではなく、授乳が困難など一定の条件をクリアすれば健康保険適応となるので費用を抑えて治療を受けることも可能です。

治療後も定期検診を受けてリスクを回避

一般の美容外科で陥没乳頭の治療を受けても、時間の経過と共に元の状態に戻ってしまうという方も少なくありません。

そういったトラブルが起こらないためにも、手術後に一年に一度の定期検診や、再度手術を行うなどアフターケアを行ってくれるクリニックを探して治療を行うことが非常に重要です。特に乳首の治療後に乳管が切断してしまい、授乳が出来なくなってしまったという方もいるため、陥没乳頭の治療は高度の技術と専門知識を持つ専門医のいるクリニックを選ぶようにしましょう。

定期検診を行っているクリニックでは、手術後に傷跡が目立っていないか、授乳がきちんと出来ているかという部分を中心に診察をしていき、さらに女性特有の病気である乳がん検診も受けることが出来ます。美容のために治療を行うだけではなくバストの健康や機能などを確認するためにも定期検診を受けることはもちろん、何かバストで不安が生じた時には必ず信頼のおけるクリニックに相談することをおすすめします。

まとめ

女性のバストに起こる陥没乳頭は、普段の生活習慣が影響して多くの女性の悩みの一つになっています。軽度や中度の状態であれば、自分で行うセルフケアで対策をしていくのも一つの手ですし、授乳が困難な重度の状態は信頼のおける形成外科や美容外科で手術を受けて根本的な改善を行うことも効果的です。

まずは自分の乳首の状態を適切に判断して、どう対策をしていくか適切なケア方法を判断することが大切になります。