陥没乳頭とは乳首が内側に凹んだ状態のことであり、日本人女性の3割が悩みを抱えていると言われています。見た目が悪いというだけでなく、乳首が凹んでいるとゴミが溜まりやすくなりますし、雑菌が繁殖しやすくなるという問題もあります。また、授乳をしにくいというデメリットもあるため、早めに治した方が良いと言われています。先天性の原因が多いですが、治せないというわけではありません。

陥没乳頭は遺伝しないと言われている

大きなバストに憧れている女性も多いでしょう。しかし、バストが成長することにより、正常だった乳首が陥没乳首になってしまうこともあると言われています。具体的には出産時や思春期でバストが成長する時などに乳首が凹み、陥没乳頭になってしまったというケースが報告されています。陥没乳頭になってしまうかどうかは乳管の大きさによって変わってきます。そして、この乳管の大きさは先天的に決まっているものであり、陥没乳頭になりやすいかどうかは生まれつき決まっていると言えるでしょう。全てが先天性の原因というわけではありませんが、ごく一部の原因を除けば先天性なものと考えられます。出産時や思春期にはバストは成長して大きくなりますが、乳首の大きさは生まれつきで変わらない場合、乳首が凹んだ状態になってしまいます。ちなみに、陥没乳頭は遺伝しないと言われているため、家族に陥没乳頭の人がいるかどうかはあまり関係ありません。ですが、など乳管の大きさ体質については遺伝することが考えられます。

バストが大きい人は要注意

バストが大きい人は陥没乳頭になりやすいと言われています。バストはもともと脂肪と乳腺でできており、乳腺というのは母乳を作る組織のことです。そして、それらを乳首の中にある乳管というものが束ねて繋いでいるという構造です。バストは成長することで中にある乳腺も発達しやすくなりますし、その周りに脂肪がつくことで大きくなっていくという仕組みです。しかし、バストの成長と同時に乳首も成長するとは限りませんし、乳首の大きさは変わらないことも多いのです。乳腺を繋ぐ乳管が同時に成長していない場合、乳腺が乳管を内側に引っ張ることで乳首が凹んでしまうということです。日本人はもともとあまり胸が大きくないとされていましたが、最近では環境の変化によって日本人で胸の大きい人も増えてきました。ですが、バスト自体は成長しても、乳首の発達はあまり変わっていません。バストに比べて小さくなるため、陥没乳頭の人が増えてきているということです。

食生活が原因の一つとなっている

日本人のバストが大きくなった理由としては、食生活の欧米化が挙げられます。バストのほとんどは脂肪でできており、脂肪の多いものをたくさん食べることでバストも成長することになります。そして、バストが大きくなることにより、陥没乳頭を引き起こしやすくなるのです。肉の消費量については40年以上前に比べてかなり増えてきており、日頃から肉を摂取するという日本人が増えてきました。肉はカロリーも脂質も豊富に含まれてるため、たくさん食べることでバストアップに繋がるということです。また、手軽に食事を摂れるということで、加工食品やファストフードを利用している人も多いでしょう。そのような食品にも脂肪が多く含まれていますし、バストを成長させる効果があると言えます。女性にとってバストサイズがアップするのは嬉しいことかもしれませんが、乳首の中の乳管も一緒に成長しなかった場合、陥没乳頭になるリスクが増えてしまうと考えることもできます。

先天性の原因をチェック

陥没乳頭は先天性の原因によって引き起こされることが多いです。具体的には胸の成長過程の変化によって発生すると言われており、乳管や乳腺に成長差が生じてしまうことが原因です。先天性の原因といってもいくつかありますが、主に乳頭を支える繊維組織が未発達であることが原因と言われています。また、生まれつき乳首が陥没しているということも考えられます。この症状は繊維組織が未発達であることが原因です。具体的な理由についてはよく分かっていませんが、先天的に乳首が凹んでいる人もいることを知っておきましょう。さらに、病気が原因で陥没してしまう可能性も考えられます。乳首が急に凹んでしまった場合、乳がんや乳腺炎の可能性もあるので注意が必要です。陥没乳頭には軽度と重度という2つの種類があります。軽度の場合は日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。ですが、重度になると赤ちゃんへの授乳が困難になるなどの問題があります。

まとめ

陥没乳頭は先天性の原因がほとんどだと言われていますが、病気などが原因で乳首が凹んでしまうこともあると言われています。今まで普通の乳首だったのに急に凹んでしまった場合、できるだけ早く病院を受診しましょう。陥没乳頭というのは決して治せないものではありません。軽度と重度という2つの症状があり、症状によってケア方法は変わってきますが、きちんと改善できる症状なのです。